あらすじ新進気鋭のピアニスト・一條慎也はある事件に巻き込まれて記憶を失っていた。その間、世話をしてくれたのは絵画修理をしている瀬崎だが、無事に記憶が戻ったあとも、瀬崎と一緒に過ごしていたはずの2週間のことを全く思い出せない。でも彼に会うたびになぜか鼓動は大きくはね、優しい笑みに胸が苦しくなり言葉が出てこなくなる。「美並……」しかも瀬崎に溶けるように愛される夢までみてしまうが、夢の中の瀬崎は自分とは違う名前を呼んでいて…。