あらすじ美袋玄山(みなぎげんざん)研究所、炎上す。破滅と鬼神は急速に世界に蔓延(はびこ)っていった。“蠱猫(こねこ)”の使役者である小夜子は鬼神を消し去りながら生存し、重傷を負った“白澤”の使役者である白石は遠野に匿われていた。これまでになく敵味方は激しく悲しく交錯する。果てなき戦いは新たなステージへ。妖怪伝奇小説、シリーズ最高傑作! (講談社文庫)