年相応さがほしい
主人公、とても36歳には見えません…。言動が20代前半みたいに思えます。(水沢先生は少女マンガを長く描いてこられたのでキャラの描き方が固定しているのかな?)だから娘も孫までいるという設定にリアリティがなく取ってつけたみたいになっている。しいていうなら、その落ち着きのなさから失敗しちゃった(若くして妊娠し相手の男に逃げられた)のかなと思うくらいですね。いくらバイトとはいえ、「かしこまりー!」みたいな学生みたいなノリは、いい年した社会人としてどうかと。だから「育児すら親に頼りきりでのらりくらり生きてきたのかな」と思わせてしまうのが残念です。
とはいえ水沢先生はさすがのキャリアで作画が安定しているので、すんなり読めてしまうのは力量かなと思います。