あらすじ「ご主人(彼)の幸せをただひたすら想うこの気持ちをなんていうのだろう」彼の首筋を舐め、覆い被さり、服に手をかけはだけさせる…あとは肌を触れ合わせて温もりを感じること。これが人間の愛情表現なんだと知った。だけど、自分がご主人に同じことをしても全然伝わらない。何故なら、自分は猫だから。人間の男がご主人へ与えてあげられる快感と同じものを与えてあげることが出来ない。自分の愛撫は彼にとってじゃれ合いでしかない…。もどかしい。だけれど、それでもいい、ご主人が幸せであることだけを願い続けている、そんな猫の話。