作者さん4作目。可愛いのだけど、一冊にすべてのエピソードを入れるためか、かなり駆け足で、特に正太郎たちのところはなぜ?となってしまった。叔父さんもエピソードというより叔父さん自体の考えてることがわからなかった。ダークホース的に楽しかったのは兄弟の話。これって明言されてないけれど、血のつながりはなくて連れ子兄弟と読めたのだけど(はるかや叔父さんの台詞から)違うのかな?レビューを読んだ感じでは誰もそう思っていなかった…
自分にとって短編集は良いけれど、長編になった途端にぼやけ気味な印象の作者さんだなぁと。