●主な登場人物/名越進(34歳。新宿の車上生活者だが、かつては外資系エリート銀行員だった。頭蓋骨に穴を開ける手術を受けて以来、左目に変なモノ=ホムンクルスが映るように)、伊藤学(22歳。名越に「頭蓋骨に穴を開ける手術」を施した医大生で、金持ちのボンボン)
●あらすじ/いくつかのホムンクルスとの対決を経て、自分の歪みと向き合う覚悟を決めた名越は、右目を縫い妄想の世界へダイブ。最大の敵である人体実験の雇い主・伊藤のホムンクルスと対峙する。2人に共通する「心の歪み」とは一体? 次第に、伊藤は性の歪みを抱え、名越は整形していた事実が判明するが…!?
●本巻の特徴/お前の心の闇に、本当の俺がいる。ついに伊藤の、そして名越の核心へ…!!