あらすじ孤独死した70代の男性の遺品整理に際し、依頼主である故人の妹は立ち合い無しの見積もりを依頼。 しかしそれは遠方在住だけが理由ではないよう。 電話で現場報告をする森内に、依頼主は故人とは40年間疎遠だったことを語り始める。 時を同じくして同僚の関の忌引きがきっかけで、森内は初めて彼女の家庭の事情を知り、家族との縁が薄い林は関に共感を覚え…。 時に遠ざかり、引き寄せ合う血縁の絆の不思議を描く。