生と死を見つめなおす人生の軌跡を辿るシリーズ第八弾。渋滞の中、急いで着いた依頼先には、ひとりの女性が苛立ちを隠せない様子で立っていた。代理人というその女性は立ち会わず、見積もり・清掃・荷物の廃棄を依頼した。森内と大月は、中に入って、作業を行う。今日は清掃のみだが、明日荷物の運び出しを行う予定だ。故人は、ベッドの上で孤独死されたらしく、そこだけは腐敗が進んでいた様子。部屋の持ち物から中堅の男性サラリーマンのようだった。その依頼人は、その息子…そして代理人は元妻…という。20年以上も会っていない元家族の事態に淡々とした態度もわかる気もするが…。