「君にピッタリだろう? 俺のオモチャになるのは」一年前、事故で両親を亡くし、自身も記憶を無くした真理。治療費などの負債をかかえ、頼れる親類もいない真理に手を差し伸べたのは、入院先の院長・暁人だった。彼から出された条件はただ一つ、その身体を差し出すこと。毎日のように組み敷かれ、暁人に激しく貫かれるたびに、身体はいやらしく熱を帯びる。「俺をくわえて悦んでいるくせに」暁人の言葉を否定したくても、快楽を覚えさせられた真理の身体は、彼に触れられるとはしたなく濡れてしまう。与えられる快楽に逆らえぬまま、暁人と身体を重ね続けるけれど、真理が失った記憶にはある“秘密”があって…。