田代勇介は山葉圭の反対もあり、大学途中で再び始めたボクシングを断念するのであったが、どうしてもその情熱を捨てきれず、圭に黙って本格的にボクシングジムに通い、大学3年生ながらプロのライセンを取得する。いよいよプロデビュー戦を迎えた勇介であったが、どこか集中しきれず苦戦してしまうのであったが、なんとか気持ちを持ち直してデビュー戦をKOで勝利するのであった。一方、圭は勇介の試合には見学にもいかず、圭に積極的にアタックしてくるラグビー部のエースの海城と徐々に親睦を深めていくのであった。勇介と圭はお互いに意地になり、連絡も少なくなり合えば喧嘩するほどギクシャクしてしまうのであった。そして、圭から勇介に、ボクシングをやめなければ別れると告げられる勇介であったが、勇介はボクシングを選ぶのであった。「翔んだカップル」「新 翔んだカップル」の続編として、漫画としては前例の少ない描き下ろしの単行本としてリリースされたのが「続 翔んだカップル」だ。勇介のボクシングにかける思いをメインに、圭や周りの人たちとの関係を描き、大人へと成長していく物語。