あらすじジャック・テンプルとはいったい何者なのか!? 彼は父の家に乗り込んで地図と鍵を奪うと、ドロシアを強引に聖遺物探しの旅に連れ出した。ドロシアの古代言語の翻訳能力を利用するためだ。これまでオックスフォードで静かに過ごしてきたドロシアの人生を、あっという間に変えてしまったジャック。父を悪党と決めつけるのは不快だが、ドロシアにはときどきドキッとするほど優しく紳士的で・・・。──このままジャックを信じていいの? でも、こんなにわくわくすることって、今までにあったかしら!?