セルリアン王国からの美しき留学生シルビア王女は、随員5名の反対を退け日本の警察が付けた通訳兼友人としてのミズキに同室での生活を申し出る。。
シルビアは王女としてではくひとりの学生として自由にミズキと日本の生活を楽しみたかったのだ。
だが王女にはある噂があった。
彼女の行く先々の国に銀色の服に身を包む宝石泥棒が出没するというのだ。
その銀色の盗賊と王女との関係を疑うのは日本の警察だけではなかった。
多額の保険金をかけられた数々の宝石たち。国際保険捜査官スパイロ・ヨークたちの捜査の手もシルビア王女の背後に伸びていたのだ。
そして王女に対するセルリアン国内での陰謀。だが王女は降り掛かる危険をかいくぐりながらミズキとの学生生活を楽しんでいた。
そんな折ミズキはシルビアのバッグから盗まれたはずのセルリアン王国の宝石を見つけてしまう。