「だって俺たち付き合ってるし」何気ないその一言が、こんなに嬉しいだなんて…。2人の間にたゆたうその優しさが、じんわり心を癒してく…。――「なんとかなる日々」から時が経ち、より深く心を通わせ合う悠と慎の2人。一緒に眠ったりご飯を作って食べたり、頭を撫でてもらったり手をつないだり。そんな普通のことでも、かつて「オトコ」の自分を否定していた慎には、たまらなく喜ばしいこと。いつしか2人は社会人になり、本当の同居生活を始めることに。なんとかなった2人のほのぼのらぶは続いてく…。「なんとかなる日々」のその後や、慎の高校生時代を描いた番外編を収録。糖分高めな珠玉の短編集!