あらすじ高校の入学式の日、生真面目な少年・名高耕はひとりの少女と知り合う。美しいバラの写真を抱えたその娘の名は、諏訪茉莉子。自分から周囲になじもうとする様子はなく、誰にも本心を明かそうとしない。彼女が目の前から消えてから、人々は少しずつ、その思い出を語り始めるが…。