イマドキ珍しくお見合いで出会った彼は、テレビ局に勤めるギョーカイ人! しかも、チョーイケメンの匠さん。正式にお付き合いすることになった矢先、「指輪、好きなの選んでいいから」と、女優陣御用達の高級ジュエリー店でエスコートもしてくれる優しい男性だった。理沙は、自分のどこが気に入られたのか不審に思いながらも、天にも昇る結婚準備に舞い上がっていた。ところがある日、差し入れを届けに匠の職場を訪れると、美女がやたらベタベタ彼に絡みついている場面にバッタリ! やっぱり、私は場違いな人間…彼にはふさわしくないのかな?と不安になるが――。