「コーチング? 何のこと? スポーツのコーチとか?」
と言われることの多かった12年前に比べると、「コーチング」という言葉は随分浸透したと実感します。本も数千冊出ています。研修を受けたという人にもたくさん出会います。
しかしながら、実際に「使えるコーチング」を身につけ実践している人は、まだまだ少ないとも思います。
「時間がかかるし、まどろっこしい」
「うまくいく相手と、いかない相手がいる」
「効果が感じられないし、自分には向いてないと思う」
企業の研修やセミナーでは、「大事だとは思うけど……」という前置きと共に、多くの方のこんな言葉を耳にします。
厳しいグローバル競争の中、企業が確実に成果を上げていくためには、メンバー一人ひとりの力を最大限に引き出す現場リーダーの存在がもはや欠かせないものとなりました。
本書は、そんな今どきのリーダーが身につけるべき、本当に使えるコーチングスキルをご紹介していく「ビジネスコーチング」実践テキストです。
毎日の報連相、トラブル対応、問題可決、ミーティング、定期面談まで、
早稲田大学ビジネススクール、集中講義の内容をベースにした、
今どきのリーダー必読のコーチングの教科書!
コーチングのフレームワーク「GROWモデル」を使ったケーススタディを収録。
成果と育成の両方を叶えたい、すべてのリーダーに役立つ1冊です!