行政書士試験は年々確実に問題の難易度が上昇しています。
過去に1回も出題されたことのないような事項が、ある年の試験で当たり前のように出題され、それが出題実績になり、翌年以降の学習範囲が広がるというのが近年の行政書士試験です。
この出題傾向に合わせて、どんどん学習範囲を広げていってもきりがありません。
そこで、本書では、やや「非常識」ではありますが、比較的短期間でも「合格」できる勉強のコツについて取り扱うことにしました。
このコツを基礎にして学習をしていけば、法律の勉強ははじめてという方でも、効率よく点数を伸ばすことができるようになります。
なお、本書の後半では、行政書士試験に実際に出題された問題を扱って、科目ごとの勉強のコツを紹介しています。
難解な法律用語が登場するので難しく感じられるかもしれませんが、これが試験合格のための最終的な到達点であることを知っていただくためのものです。
ぜひ、本書で行政書士試験合格のためのコツをつかみ、効率的な学習をはじめてください。