草花が次々と芽を出したり、樹木の緑が深まってきたり。
植物があわただしく活動を始める春はガーデナーにとっていちばんワクワクする季節です。
それにしても、どうして庭のある暮らしは心地いいのでしょうか。
「子どものころ、泥だらけになって遊ぶのが楽しくて。土を掘り返したり、植物を摘んだりすると
幼いときの無邪気でキラキラしていた自分に戻れるんです」とある人は話してくれました。
大人になるにつれ、土や植物に触れる機会は減っていきがち。
だからこそ、自然が身近にあると自分らしくいられるのだと思います。
庭と同じように、心のよりどころになってくれるものがもうひとつ。それが古道具です。
今は新しいものが次々と生み出されてますます便利になるいっぽうでものへの愛情が薄れてしまいがち。
めまぐるしくものの価値が変わる時代だから長く大切に使われてきた古道具には安心感がもてます。
何ごともせわしない世の中だからこそ庭やベランダでガーデニングを始めたり
骨董市に出かけたりすることで時計の針をゆるめてていねいにすごす時間を大切にしたいと思うのです。
★大特集★庭と古道具のある暮らし。
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