あらすじ生徒の保護者を励ましたり、迷子を助けたり。親切なはずなのに、今ひとつ報われない武田。優しさが蔑ろにされるのが悲しい。善良さは報われてほしい。有田はそんなもどかしさを感じるも、当の武田の平気な様子に、踏み込むことを躊躇っていた。そんな中、ある嵐の夜に武田の行方が分からなくなって――。友人とも、恋人とも、家族とも違う、少し変わった同居譚。第3巻!