一人暮らしを始めた田代勇介は、山葉圭との時間を大事にするようになっていったのだが、ズルズルと関係を続けることが嫌な圭と、少しずつ気持ちがすれ違ってしまうのであった。そんなある日、陸上を続けることに疑問を抱いた勇介は、突然部活を辞めてしまい新しい目標を探していた。そしてある朝、毎朝の恒例となっていたジョギン中に老人にアルバイトをしないかと声をかけられ、老人とジョギングをするバイトを始めるのだった。さらに、部活はボクシング部に入ることを決意する。しかし老人の孫娘の女子高生あかりとその友人の啓と知り合い、女子高生二人に振り回されることになってしまう。一方、圭は卒業するテニス部の先輩・藤木にデートに誘われ、強引に唇を奪われてしまう。困惑する圭だが、すれ違う勇介とは違う彼にだんだん惹かれていくのであった…。