あらすじ恋人が突然姿を消して1年。未だ彼のことを忘れられずにいるアヤの元に、人捜しをしているという美しい青年が訪れた。しかし、その場に突っ込んできた車からアヤを庇った青年は記憶障害になり、自分の名前さえも分からなくなってしまう。帰る場所もない青年と記憶が戻るまでのあいだ同居する事になったアヤは、迷惑がるものの久しぶりに感じる他人の温度に知らず知らずのうちに癒されていて――。
オリーブさん通報5.0作者さんの描く横たわる顎のラインに、いつもドキッとします。たぶんあまりに無防備だからなんじゃないかなと思います。今回は人が多く傷つくので尚更多い。最近は読めていないのですが、作者さんの世界にいつもある柔らかさとえぐさのギリギリの綱渡りなヒリヒリする物語でした。2021/01/19いいね