●あらすじ/笑介は、外食チェーン業界に進出する安政食品との契約を進めていた。だが、この仕事にライバル・四星商事も絡んできて少々あせり気味。今日も見積書を持って安政食品の社長に会いに出掛けた笑介は、女子社員から朝一番に四星商事の担当者が課長と一緒に現れ、見積書を提出したと聞く。ますますあせる笑介。ところが、課長の承認印のない見積書を持ってきたことに社長は激怒、誠意が感じられないといわれてしまうのだった。その夜、行きつけのバーで荒れていた笑介。そのまま店で眠ってしまったが、その後、閉店後にママが常連客たちに礼状を書いていた…(第1話)。▼3課の事務を担当しているベテラン女性課員・花園さんが、最近どこかおかしい。伝票の日付を間違えたり、課長に注意されたりと、仕事でのミスが目立っていた。高山をはじめ課員たちは、失恋が原因とウワサをする。心配した笑介は花園さんを誘って飲みに出掛ける。実は彼女は、大学の先輩から外資系の航空会社への引き抜き話を持ち掛けられていたのだ。その会社を気に入った彼女は、いつ課長に切り出そうかと悩んでいたのだった。笑介は、そんな彼女の張り切っている姿を見て賛成する。その後、課長と高山が江戸食品とのプロジェクトに花園さんも参加させようとしていることを知った笑介は、トラバーユを考える彼女の立場を思って猛反対する。笑介は、課長と高山に花園さんを過少評価していると勘違いされてしまうが…(第2話)。