●あらすじ/室町食品が、新商品“ビッグめん”を開発、関東で10万食の試験的販売を始めた。ところが、売れ行きがパッとしない。笑介は、竹下部長から実績とは逆にバカ売れ中と報告してほしいと頼まれてしまい、しかたなく課長に嘘の報告をする。噂を聞いた食品1課の矢沢課長は、一時ビッグめんを業績不審の1課で扱うと言い出し、室町食品に100万食分を発注してしまう。笑介は是が非でも、先に売り出した10万食のビッグめんを完売させなければならなくなった。貯金をはたいてビッグめんを買い、大学の後輩に差し入れたり、出入りしているバーに置いてもらったりと必死の笑介だが、思うようには売れない。竹下部長も焦りはじめ、このままでは食品1課にも打撃を与えかねない。同僚の花園さんからも、傷口が広がる前に上司に報告すべきといわれ、本当のことを矢沢課長に報告しにいく笑介だったが…(第1話)。