あらすじ“戦争”は、僕らの“日常”――。前線を離れ、予科練の教官となった戸澤。もう戻らない日々を胸に、男は生きる――。戸澤の元へ再び現れた想い人・ふさ子。ただならぬ因縁を秘め、戸澤に近づく野々宮。それぞれの想いが交錯し、“日常”は加速する。僕らだけが知る未来へと――。70年前の瑞々しい青春群像譚、最終第4巻。