“漫画学校の教師と生徒”という関係でありながら、ついに越えてはならない一線を越えてしまった三木もも夫と有川優衣菜。「漫画の実技レッスン」という名目のもと、何度も愛の交歓を交わす二人だったが、やがて三木は「この娘と組んで漫画を作ろう!」と思い始める。それは有川にとっても、願ってもないチャンスだった。
ある日もう一人の女生徒が三木にモーションをかけてきた。34歳、美貌の人妻・倉本。授業が終わった後の誰もいない薄暗い教室で、「先生、お願い。コツをつかむまで……」そういってマンツーマンの指導をせがむ倉本に、三木の心は乱れる。「漫画で恋愛感情を描くのならば、擬似でもいい、誰かを好きにならなければ……」そんなイイワケをしながら、「課外授業」の場をラブホテルへと移すのだった……。