あらすじアンからの不安を隠せない手紙を受けて、冬梧は東京から一足早く京都に戻ってくる。茜は、諒や姉妹、冬梧とその母に囲まれて、元気な男の子を産むことができた。が、母体への影響は大きく、茜は別病棟へ。いよいよ死期が迫ってきたことを知った茜は、最期のわがままで、生まれ故郷の長崎に行きたいという。茜の実母の墓参りを終えたところで、とうとう永遠に帰れない人となる。茜を抱きかかえたまま、涙にくれる諒の前を車が横切って...