あらすじあの時、僕は星の形をした鍵で、消せない暗闇を閉じこめたんだ――小学校の教師である星野には、高校時代、憧れていた人がいた。同じ天文学同好会にいた、ひとつ上の須藤先輩。その先輩と再会したのは、高校卒業から11年が経った後だった。教え子の保護者として星野の前に現れた須藤は、星野に告げる。「おまえとはもう二度と会いたくなかったんだ」と……