御子柴圭に「生徒に媚びる先公が大嫌い」と言い放つ藤田利恵。彼女は【黒月女神(ブラックアテナ)】というレディースの頭だった。その言葉に、いつも通り過剰に反応した圭は、利恵を正しい道へと導くため、集会場所へと突撃していった。現場ではちょうど、星野雅之率いる族【怒羅権(ドラゴン)】が、思い通りならない利恵たちに襲いかかっているところであった。躊躇せず、まっしぐらに飛び込む圭。そしてその騒動の後、圭はひとつの決断をする。「おれは暴走族に入門する!!」と……!? そして物語は、圭をめぐる剛、仁の静かな恋の乱戦に発展し……。極道の息子・田尾崎3兄弟と警察署長の娘・百々子、そして熱血《女教師》圭の活躍を描いた宗美智子先生の代表作、第7巻(全9巻)!!