百々子と涼子が出会った重傷を負った男は、自分のカバンの運搬を2人に懇願する。結婚を約束した女へ届けて欲しいと言うのだ。カバンの中身は…銀行強盗で奪った1億円!? 無事に届けたら礼に3割を譲るとまで…。2人はその献身的な愛に共鳴し、何と運搬役を了承してしまう。女の足跡を追う百々子と涼子、そして完(おわり)。しかし事件はそんなきれいな話ではなかった。謎の男の企みとは!? そしてある間違いから、物語は予想外の方向へ転がっていく……!? さらに田尾崎3兄弟の新たな《仲間》・御子柴圭も登場し、物語はヒートアップ!! もう目が離せない!! 極道の息子・田尾崎3兄弟と警察署長の娘・百々子の活躍を描いた宗美智子先生の代表作、第6巻(全9巻)!!