あらすじKの肝臓癌は、抗がん剤による治療によって順調に回復していた。しかし、癌は縮小したとはいえ、あくまでも抗がん剤でおさえこんでいる状態。ちょっとした風邪でも、今のKには命に直結する問題となる。そんな中、患者に会いに離島へ出向いたKは、そこで破傷風に罹ってしまう。そして、見つかった脊椎への遠隔転移。この状況のなか、Kが出した結論とは? ハードボイルド医学伝説新シリーズ、ここに完結!!