あらすじ我が一族は死の瞬間まで、医師であり続けなければならない。祖父・一宗、父・一堡、そして叔父・一昭もそうであったように。命をかけて、患者の生命を救ってきた“Kの一族”が途絶える? Kの体を蝕んでいた癌細胞。それは全身に広がっていた!! 皆がKの治療方針を探るなか、行方をくらますK。今、手術を受け、出歩くことができなくなったら、患者のもとへ行けない。Kは最期まで医師として歩もうとしているのか?