あらすじ「もしも、無限の時間があったなら───…」ルネサンス期のフィレンツェで、若きミケランジェロと出会ったファサード。後世に名を残す偉大な芸術家となる彼は、気難しく人を寄せつけない頑固な職人気質の青年に見えたが、実際は、純粋に芸術を愛する不器用でチャーミングな人物だった。そんな彼と行動を共にすることになったファサードだが……? ルネサンスが開花した芸術の都で、ミケランジェロの芸術家魂に触れる長篇「そこに在る君へ」前半部を収録!「ただ──祈ろう 君が幸せでありますように───」