あらすじある山脈の奥深く、狼と共に生きる民族がいる。彼らは、稀に生まれる白い髪を持つ子供を「白鹿」と呼んだ。王族に嫁ぐさだめを持つ「白鹿」として生まれたサラは、幼い頃から想いを寄せる、王の末息子・アラクシと番(つがい)になる。しかし明るく振る舞う一方で、アラクシが好きなのはサラの双子の兄・ナラだということも知っていた。「好きな人の隣にいられるなら、たとえ身代わりでもいい」そう思っていたはずのサラだったが――…。たったひとりの番を生涯愛しぬく、彼らの宿命と恋の物語。
ブドウさん通報2.0じれったいコンプレックスを抱きつつも文官に嫌みを言われるまで努力しようとしなかったり、そもそも大事な相手の言葉を忘れていたり…主人公が卑屈すぎておためしだけで良いかな、と。2023/01/27いいね