あらすじろう学校に通う子供たちを社会に送り出しても、そこには彼らを受け入れる「場」がなく、やがて彼らは孤立し行き場をなくしてしまう……。そんな現実に直面し、身を切られるような思いをしている教師たちはある日、卒業生が働くことができる共同作業所を自分たちの手で作るという構想を父母の前で発表する。しかし父母の間で意見はわかれ……(第1話)。▼野坂太郎の祖父が倒れ、太郎の母親は祖父がもう先は長くないということを知る。太郎が障害を持つようになってから、誰よりも太郎によくしてくれた祖父だったのだが……(第2話)。
リンゴさん通報5.0良い作品でした重複障害のお子さんについて、恥ずかしながら初めて知りました。どのような生活をし、どのように学校生活を送っているのか、初めて知りました。親御さんの思い、先生方の思い、ご本人の気持ち、涙なしに読むことが出来ませんでしたが、ただ悲しく辛いだけではなく、成長の喜びも描かれており、幅広く皆さんに読んでいただきたい素晴らしい作品だと思いました。2018/06/15いいね(37)