【内容紹介・目次・著者略歴】
小説、戯曲、詩、絵画、児童文学の多方面で活躍し、関西文壇をリードした著者による、メルヘン短編集。「アザラシの星」など5編収録。
満月の夜に招待された鹿の結婚式
雪の原野のアザラシのホテル
月光下の氷のホワイトレストラン
噴水の水滴一粒一粒が星となったメサイアの夜
青い海のような瞳の少女を見た網走の氷山
【目次】
鹿の結婚式
アザラシの星
ホワイト レストラン
メサイアの夜
網走
庄野 英二
1915~1993年。児童文学者。元帝塚山学院大学学長。関西学院専門部文学部哲学科卒業。巖谷小波文芸賞受賞。小説、戯曲、詩、絵画の多方面で活躍し、関西文壇をリードした。
著書に、『子供のデッキ』『ロッテルダムの灯』(日本エッセイスト・クラブ賞受賞、大阪府藝術賞)『星の牧場』(産経児童出版文化賞、野間児童文芸賞、日本児童文学者協会賞)「雲の中のにじ」(NHK児童文学奨励賞)『アレン中佐のサイン』(赤い鳥文学賞)『アルファベット群島』(赤い鳥文受賞)など、多数ある。