あらすじ人工知能(AI)が価値創出に最も貢献する分野はマーケティングだという調査結果もあり、すでに一部でAIは企業に恩恵をもたらしている。筆者らは、最高マーケティング責任者(CMO)などの担当者によるAI戦略の立案が急務だとし、戦略を立てるためには、採用しようとしているAIが、どのような性質を持つものか正しく把握することが必要と説く。そこで本書では、マーケティング用のAIを分類することが可能になるフレームワークを提示する。これにより、企業をAI活用の入り口へと導く。 *『DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー(2021年9月号)』に掲載された記事を電子書籍化したものです。