あらすじ革新的なスタートアップの急成長を支えるベンチャーキャピタル(VC)は、過去30年間で大きな影響力を持つようになった。いまでは、経済的価値を生み出すドライバーとして欠かせない存在だ。だが、大成功したスタートアップが華々しくメディアに登場する一方、陰の立役者であるVCの実態は依然として神秘に包まれたままである。彼らはどのように投資判断を行い、価値創出しているのか。本書では、VCを対象に行った大規模調査の結果から、案件探しや投資先の選定、投資条件の交渉から投資後の経営助言まで、実際に何をどう行っているのか包括的に示す。 *『DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー(2021年9月号)』に掲載された記事を電子書籍化したものです。