あらすじ自社のサプライチェーンにおける労働環境に厳しい目が向けられる中、サプライヤーに対して必要な行動規範を課したり、定期的な監査を行ったりしている企業も多い。しかし、これらの措置に効果はあるのか。また、サプライヤーは問題点を正してくれるのだろうか。本書では、労働条件の改善が見込めるサプライヤーを判断する5つの要因を紹介し、実際に改善の確率を押し上げる手法について解説する。さらに、企業ブランドのリスクマネジメントに欠かせない、監査報告の正確性に関する要因について論じる。 *『DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー(2021年8月号)』に掲載された記事を電子書籍化したものです。