「技術があれば、仕事がくる」はもはや通用しない!
戦略を考えても仕方がない?
”横並び”だった業界に求められる変化と”勝ち筋”の考え方
「業界OS」のアップデートが求められる関係者待望の「経営戦略」の教科書
本書では、これまで業界・企業のあり方を左右してきた「業界OS」の議論が、
企業価値最大化に向けたアップデートの出発点となるように努めています。
【主要目次】
第1章 建設インフラ・建材業界の概観
ゼネコンの歴史と変遷
建設業界の構造
国内建設市場の成長性
国内と海外の違い
新たな技術
第2章 建設インフラ・建材業界の最新トピック
デジタルテクノロジー
SDGs、素材循環
ゼネコンの機能化(ソリューション提供への進出)
ストック・リニューアル
第3章 ゼネコンの抱える課題
よく耳にする「課題」
土木・建築の特徴
真の課題=わが国建設業界の「業界OS」
業界OSの副作用による「二重苦」
もう1つの論点:建設業界は本当に特殊なのか?
第4章 日本のゼネコンの戦略オプション
国内市場における戦略オプション
土木の戦略オプション
建築の戦略オプション
新規事業開発の戦略オプション
第5章 ゼネコンに対する処方箋
物流施設における事業戦略
フロントローディング
標準化
施工計画書作成の刷新
技術の棚卸
品質問題対応
古くなった「業界OS」の先へ
コラム ゼネコンの文化・風土 (1)建設業界は特殊な業界
コラム ゼネコンの文化・風土 (2)全能型リーダーが部下を従える
コラム ゼネコンの文化・風土 (3)マネジメントの自前主義
コラム 製造業を知る (1)建設業界人の製造業のイメージ
コラム 製造業を知る (2)製造業事例から建設業界の設計レベルを知る
コラム 製造業を知る (3)製造業の情報システム投資失敗事例を活用
コラム 土木現場訪問記