【内容紹介・目次・著者略歴】
福澤諭吉、幸徳秋水、夏目漱石など近代日本の形成期の思想から、西田幾多郎、鈴木大拙、和辻哲郎などより深化した日本思想を問う。
【目次より】
文明と社会
一 福沢諭吉における「文明」の研究
二 幸徳秋水における「反逆」の研究
キリスト教と仏教および哲学
三 内村鑑三に現われた神と人に関する考察
四 東洋的空と無の関連における西田幾多郎の哲学と鈴木大拙の禅について
文学と教養
五 夏目漱石 世界における日本の天才と文学の問題
六 和辻哲郎 日本的エートスとパトスの探究者
民族の歴史と教育思想
七 津田左右吉の精神と内容
八 森信三の日本的正気の心実学と教育的実践
あとがき
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山縣 三千雄
1914年生まれ。東京大学卒業。著書に、『アングロ・アメリカ文明』『アメリカ文明 そのグローバル化』『モンテスキューの政治・法思想』『塔と人間』『シェイクスピア 透明人間と鏡の世界』『神秘家と神秘思想』『日本人と思想』『ダンテ 創造と人間形成』『人間 幻像と世界』などがある。