【内容紹介・目次・著者略歴】
テオフラストスの未検討テキスト『形而上学』を、序論・本文訳・詳細な註解を施して、初期アカデメイアの哲学的議論を解明する。
【目次より】
まえがき
目次
序論
1 テオフラストスの生涯
2 『形而上学』の構成
3 アポリアとしての哲学
4 著作時期について
5 テクストの歴史(伝承・写本・刊本)
本文訳
註解
文献
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丸野 稔
1943年生まれ。早稲田大学大学院修了。専攻は古代ギリシア哲学・宗教。国立アテネ大学大学院に留学、古代宗教史を研究。早稲田大学文学学術院教授。著書に、『大隈重信『東西文明之調和』を読む』(共著)など、訳書に、『ギリシア宗教史』(共訳)などがある。