言語哲学と解釈学の視点からアウグスティヌスにおける言葉の真相を文献学的に解明、彼の言語論の全貌を初めて本格的に示した問題作。
【目次より】
はじめに
序論 声の現象学へ
第一部 言語哲学的視点から 声とことば
アプローチ
第一章 声
I 意味の光
II 声
III 喚びかけの構造
IV 喚びかけの場所
第二章 ことば
I 沈黙と発語
II 根源語 讃美と呻き
III 光ることば
第二部 解釈学的視点から 経験と解釈
アプローチ
第一章 経験
I ホルテンシウス体験
II メロディア・インテリオル 『美と適合について』
III ミラノのヴィジョン 『告白』第七章における神秘経験
IV オスティアの経験 l’extase a deux
第二章 解釈
I 比喩的解釈
II 解釈の迂路
III ドケレの二重構造
第三部 『キリスト教の教え』の言語哲学 『キリスト教の教え』を読む
アプローチ
I いつだれのために書かれたか
II 伝達の回路
III 本論のアナリシス 表現と伝達
IV 結論
あとがき
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