【内容紹介・目次・著者略歴】
社会学の泰斗による著作。第1部第3~4章。支配の構造の社会学は、窮極において近代合理主義の解明をめざすウェーバー社会学の核心の一つである。
凡例
目次
〔第一部社会学的範疇論〕
第三章 支配の諸類型
第一節 正当性の妥当
一 支配の定義・条件および種類、正当性
二 正当的支配の三つの純粋型、合理的・伝統的・カリスマ的支配
第二節 官僚制的行政幹部を伴う合法的支配
三 合法的支配、官僚制的行政幹部による純粋型
四 〔続き〕
五 官僚制的=単一支配制的行政
第三節 伝統的支配
六 伝統的支配
七 〔続き〕
七a 長老制、家父長制、家産制
八 〔続き〕
九 身分制的=家産制的支配
九a 伝統的支配と経済
第四節 カリスマ的支配
一〇 カリスマ的支配、その特徴とその共同社会関係
第五節 カリスマの日常化
一一 カリスマの日常化とその影響
一二 〔続き〕
一二a 〔続き〕
第六節 封建制
一二b 封建制、レーエン封建制
一二c プフリュンデ封建制およびその他の封建制
一三 さまざまな支配類型の混合
第七節 カリスマの没支配的な解釈がえ
一四 カリスマの没支配的な解釈がえ
第八節 合議制と権力分割
一五 合議制と権力分割
一六 特殊化された権力分割
一七 政治的権力分割の経済に対する関係
第九節 政党
一八 政党の概念と本質
第一〇節 没支配的な団体行政と代議員行政
一九 没支配的な団体行政と代議員行政
二〇 名望家行政
第一一節 代表制
二一 代表制の本質と諸形式
二二 利益代表者による代表制
第四章 身分と階級
第一節 概念
一 概念
二 営利階級の意義
三 身分状況および身分の概念
付録
戦士身分
戦士身分
訳者あとがき
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ウェーバー,マックス
1864-1920年。西洋近代について考察したドイツの法学者・経済学者・社会学者。代表作は『仕事としての学問』『仕事としての政治』『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』などがある。