【内容紹介・目次・著者略歴】
中流階層が新しい潮流として登場するヴィクトリア時代を背景に、自立し反乱する新しい女たち――英国人の日常生活が転回する1870年代の結婚・出産・教育・職業・性に対する女性の生活と意見を具体的な資料や証言に基づいて描写し、全ての分野に亙って社会進出が著しい現代女性の原像をヴィクトリア朝の女たちに求めた女性史学の記念碑的名著。
【目次より】
凡例
日本語版への序
序章
第一章 出産率と女性の抗議
第二章 女権の論議
第三章 改革のひろがり
第四章 改革の成り行き
第五章 完全なる妻
第六章 ジェンティリティの流行
第七章 一八七〇年以後
第八章 性に対する態度
第九章 女性解放と家族の規模
結び
原注
訳者あとがき
付録
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バンクス,オリーヴ
1923年生まれ。ロンドン大学で博士号を取得。レスター大学助教授を務めた。専門は、フェミニズム。