【内容紹介・目次・著者略歴】
原史料を読み込むことで自説を形成したイギリスの最重要な法学者の一人である、メイトランドによって編纂しされた古文書集『エドワード1世の議会の諸記録』(1895年)に先だってだって書かれたのが、、本書の内容である。1893年に刊行された本書『イギリスの初期議会』は、メイトランドの代表作である。
【目次より】
凡例
一 一三〇五年の四旬節議会
二 国王評議会 その構成
三 議会の仕事
I 一般的審議
II 立法
III 課税
IV 請願の審理
1 一三〇五年の手続
2 議会記録集と請願
3 請願は国王と評議会宛である
4 請願への回答
5 共同体による請願
6 庶民の活動
V 司法上の仕事
1 訴訟
2 評議会と裁判所
3 最上位の裁判所
結論
訳注
訳者あとがき
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メイトランド,F・W
1850~1906年。イギリスの法制史学者。ケンブリッジ大学トリニティ・カレッジに学ぶ。ケンブリッジ大学教授。
著作に、『イギリスの初期議会』(Records of the Parliament Holden at Westminster, 28 February 1305)『英法史』(History of English Law before the Time of Edward I)『イングランド法とルネサンス』(English Law and the Renaissance)『イングランド憲法史』(The Costitutional History of England 遺稿)などがある。