【内容紹介・目次・著者略歴】
民法典やテキストの叙述順序を大きく変更し、読者に定評の担保物権法を含む物権法の概説書。民法典自体の改正、新立法、判例変更、関連法令の改正(平成一九年施行の信託法まで対応)に伴い、今般、大幅に改訂がなされた。
【目次より】
五訂版について 追記 初版まえがき 改訂版について 二訂版について 三訂版について 四訂版について
第一章 所有権
第一節 総説
第二節 所有権にもとづく請求権
第三節 所有権の原始取得
第四節 共同所有
第二章 占有
第一節 占有の効力、その一 占有訴権
第二節 占有の効力、その二 本権との関係
第三節 占有制度の観念化
第四節 占有における意思の要素
第五節 準占有
第三章 物権変動
第一節 総説
第二節 法律行為による不動産物権変動
第三節 不動産物権変動と対抗問題
第四節 動産の物権変動
第五節 明認方法
第六節 公信の原則
第四章 担保物権
第一節 抵当権
第二節 質権
第三節 権利移転過程型担保制度の総論
第四節 仮登記担保
第五節 譲渡担保
第六節 売渡担保
第七節 所有権留保
第八節 物的担保制度の多様化
第九節 留置権
第五章 物権の性質
第一節 総説
第二節 物権の効力
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鈴木 禄弥
1923~ 2006年。法学者。東北大学名誉教授、東海大学客員名誉教授。東京大学法学部法律学科卒業。法学博士(東京大学)。専門は民法。法学博士(東京大学、1961年)
著書に、『民法総則講義』、『物権法講義』、『債権法講義』、『親族法講義』、『相続法講義』などがある。