【内容紹介・目次・著者略歴】
人種・ジェンダーなどによる雇用差別にアメリカはどのように取り組んだのか? 1964年代から現在までの法律の変遷を辿る。日本にも大いに参考になる事例がある。
【目次より】
目次
序論
PROLOGUE 暗く厳しい長い冬 第7編制定以前のアメリカ社会
ACT I 栄光への道のり 第7編法制形成史
Scene I 雪どけ 萌芽期の雇用差別禁止法
Scene II 春をよぶ嵐 人種差別撤廃を求める運動の高まりと雇用差別禁止法の成立
Scene III 光り輝く季節 アファーマティブ・アクションから差別的効果法理の形成へ
INTERMEZZO 第7編および大統領命令11246の実現の仕組み
ACT II 漸次的後退 第7編法制の受難の歴史過程
Scene I 過ぎ行く夏 第7編法制の後退の始まり
Scene II 冬の時代へ 共和党政権下における人きな後退
Scene III 小春日和,そして,木枯らし 若干の揺り戻し,そして再度の後退
EPILOGUE 再ぴ春を 法学による判例批判・第7編法制再建の模索
補論I セクシュアル・ハラスメント法理
補論II アメリカ法の特質
補記
あとがき
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相澤 美智子
1971年生まれ。 日本の法学者。一橋大学大学院法学研究科教授。専門は労働法。一橋大学法学部卒業、カリフォルニア大学バークレー校法科大学院修士課程修了、一橋大学大学院法学研究科修士課程修了。東京都立大学大学院社会科学研究科博士課程単位取得。一橋大学で法学博士号を取得。専門は、労働法。
著書に、『導入対話によるジェンダー法』(共著)『比較判例ジェンダー法』(共著)『雇用差別への法的挑戦』『アクチュアル労働法』(共著)『労働法 NBS』(共著)などがある。