「最初から『できない』と決めつけて、自分の可能性を小さくしていないか。
すべては、自分を信じることから始まる」
ラグビーワールドカップ2019の日本代表として歴史的快挙となるベスト8進出に大きく貢献し、
2021年には順天堂大学医学部に合格。まさに「文武両道」を実現した福岡堅樹の初となる著書。
トップアスリートは、いかにして医学部に合格したのか――
そこに特別な才能は必要なかった。
彼が大事にしてきたことは、
「自分と状況を俯瞰する客観力」、
「集中するための切り替え力」、
「迷わないための割り切り力」、
そして「自分を信じる力」だった。
「いつでも人は変わることができる。
そう信じているからこそ、努力に意味が見出せる」
決断に迷い、不安を感じてあと一歩が踏み出せない人が「自分を信じる力」を手に入れられる一冊。
<目次> ※内容を一部を抜粋
第1章 成長の限界を決めない
人との出会いで能力は開花する/心の「拠りどころ」を見つける/逆境を乗り越えたときに人は強くなる
第2章 自分を客観視する
自分の行動を「言葉」にする習慣をつくる/「やりたいこと」の中から「得意」を生かす/自分の力で変えられないことは思い悩まない
第3章 割り切る勇気を手に入れる
夢を叶えるためなら切り捨てるべきものもある/「後悔しない選択は何か」を自らに問い続ける/「切り替え」を駆使して集中力を高める
第4章 目標はいつ変わってもいい
目標には「締め切り」を設定する/「あきらめる」のではなく、「次の目標に移る」/「目の前の目標」と「人生の目標」を見誤らない
第5章 「ONE TEAM」で学んだこと
発想の転換でネガティブ思考をポジティブ思考にする/運は努力でコントロールできる/集中力を高めるルーティンを身につける
第6章 自分に合った勉強法を見つける
自分にフィットした勉強法を信じて実践する/「できない自分」を許す/目標を2つ持つことで、心のバランスをとる
第7章 社会の中で輝く歯車になる
ときとして組織の方針に従わない勇気を持つ/「完璧」も「強さ」も求める必要はない/異なるものを鏡として自分を知る
第8章 信じた道をまっすぐ走る
「自分にしかできない生き方」を探し続ける/「好き」こそが最大の原動力になる/後悔のない過去を積み重ねていく