長年の樹木調査で得た、樹木が生きるために必要かつ重要となる土壌に関する新しい知見を紹介。
幅広い樹木と土壌の関係を学ぶことができる、樹木医(補)、造園・緑地関係者などの樹木にかかわる方、必読必携の書。
<目 次>
第1章 樹木土壌学の基礎知識
1.1 土壌とは
1.2 土壌学のはじまり
1.3 土壌の形成
1.4 土壌と土壌生物
第2章 地況、地形、地質と土壌の形成
2.1 地況と地形
2.2 地形をつくる要因
2.3 地質・岩石
2.4 地質と土壌の形成
2.5 地形と樹木の生育
第3章 土壌の分類
3.1 土壌と樹木の生育
3.2 土壌と母材
3.3 成因による土壌の分類
3.4 土壌の堆積様式による分類
3.5 林野土壌の分類体系
3.6 緑地土壌の特徴
第4章 樹木の根の構造と機能
4.1 樹木の根の構造と機能
4.2 樹木の水分吸収機能と森林の保水力
第5章 樹木土壌学の土壌調査法
5.1 土壌調査の意義と目的
5.2 調査の手順
第6章 土壌有機物の化学
6.1 土壌有機物と腐植の性質
6.2 粘土と腐植が大きな陰荷電をもつ理由と陽イオン交換容量
第7章 樹木育成のための有機物の利用と還元
7.1 有機性廃棄物の緑地還元
7.2 堆肥化の注意点
7.3 堆肥の品質の測定法
7.4 緑地等における堆肥の利用
第8章 樹木と肥料成分
8.1 植物の必須元素
8.2 樹木の栄養診断
第9章 樹木の生育を阻害する土壌障害とその対策
9.1 過湿障害とその対策
9.2 踏圧害
9.3 乾燥害
9.4 覆土障害
9.5 土壌汚染害
第10章 環境保全のための土壌改良法
10.1 環境保全のための土壌改良の理念
10.2 公園、環境緑地、農耕地、ゴルフ場などにおける開設前の土壌改良法
10.3 既存樹木がある場合の土壌改良法
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