あらすじ2000年代、携帯電話のインターネット接続サービスの実現や音楽配信サービスを手がけ、auブランドを築いたKDDIの高橋誠社長。その成功のカギは、多様なプレーヤーとの協調にあったという。時にライバルの力を借りて自社の弱みを補い、多様なプレーヤーと組んで新しい価値を創造する。時代が携帯電話(3G)からスマートフォン(4G)、そして5Gへと移る中でも、その本質は変わらない。KDDIの競争と協調の歩みを振り返りながら、これからの時代に必要な考え方を提示する。 *『DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー(2021年5月号)』に掲載された記事を電子書籍化したものです。